【買取総額1,000万円】安定営業の週末もシビアな世情(-_-;)
直近の週末2日間の主なスクラップの買取実績です。
8/23(金)
主要3品目(ピカ・銅・80%電線)計:約3.5t、真鍮:約150kg、VA・雑線等:約900kg、鉄:約6.7t、給湯器及び特上雑品:約1t、アルミ及びステンレス:約2.8t etc
来客数:延べ40組、買取総額:約680万円
8/24(土)
主要3品目(ピカ・銅・80%電線)計:約1.4t、真鍮:約100kg、VA・雑線等:約1.1t、鉄:約8.9t、給湯器及び特上雑品:約1.5t、アルミ及びステンレス:約250kg etc
来客数:延べ36組、買取総額:約330万円
また今週1週間(8/19・月~8/24・土の6日間)総計・・・来客数:延べ210組、買取総額:約1,980万円(平均:35組、330万円/日)でした。
ご来店頂きましたお客様誠にありがとうございました。m(__)m
長らく続く慢性的な屑発生不足の環境下において、自社の業績は多少の波はあれど、概ね「堅調」といって差し支えないかと。とは言え、巷の景況感はさらに悪化しているような感じさえ受けます。
ここ最近、WEBサイト経由のお問い合わせが低迷していた一時期に比べると少し増えて(回復)きたような実感はあります。ですが、気になるのはその「内容」なんですね。弊社の場合、基本的にお客様からのお問い合わせは例外なく私(「ブログ管理人」兼「WEB広報担当」)がお受けするのですが、一昔前に比べると若干変化が感じられるのです。いくつか具体的な事例を挙げますと・・・
ケース①「新規のお客様」
お客様「すみません。手元に銅のスクラップが50kgほどあるのですが、今、そちらだとおいくらで買って頂けますか?」
私「ありがとうございます。ウチなら●●円ですね。(※WEBサイト記載の価格が基本ですが、自信満々でご案内)」
お客様「もう少し高くはなりませんか?いつもなら他社に持っていくのですが、そちらが高いと周りからも聞いて何とかお願いします。」
私「これ以上高く、ですか・・・。(お客様にも何か事情があるのでしょうが、想定以上に期待値が高すぎるような・・・。(;^ω^))」
こういったお問合せも従来ならば、即価格にご納得頂き、あっさりとやり取りが終わるはずなんですが、この時はそうならなかったんですね。また、別のケースでは・・・
ケース②「リピーター様」
お客様「すみません。今、〇〇の買取価格はおいくらでしょうか?」※着信のお電話番号は番号登録をしていないお客様でした。
私「お問合せありがとうございます。一口に〇〇と言ってもモノにもよりますが、大体●●円~が目安になります。」
お客様「電気工事で使用する余った電線なんですが・・・(少しでも高く売りたいらしく、価格に関してより具体的な回答を望んでいる様子。)」
私「こちらとしてももう少し詳細な情報が欲しいのですが、ちなみにお客様は過去にも弊社にご来店頂いたことはございますか?」
お客様「はい。あります。△△(会社名)です。」
会社名を聞くと確かに心当たりのあるお客様でした。通常であれば特にお電話などの「事前連絡無し」(無条件)でお持ち込み頂くというイメージのお客様。結果的に翌日ご来店下さったのですが、この時は他社と相見積もりをされていたのか、いつになく、細かく念入りにお問合せを受けた印象でした。さらにはこんなケースも・・・
ケース③「空調工事業者様」
お客様「ありがとう。いや~、部材とかのコスト高騰だけでも本当にきついのに最近はまた色々とやりづらくなったもんだよ。(※スクラップ売却代金を受け取った直後の会話)」
私「ウチもですけど、今はどこの業者さんもみんな苦労されてるみたいですね。」
お客様「ウチはメイン顧客は個人宅なんだけど、最近は取り換え工事が終わっても、一昔前と違って誰もをくれないよね~。ただでさえ薄利の商売でこれまではお客さんからもらえるが数少ない楽しみだったのにつまらないね。愚痴の一つや二つも言いたくなるよ(笑)。」
私「確かにそうですね。」
まあ、これは最近のユーザーが良くも悪くも「自己防衛のための知恵を身につけてきた」ということなんですよね。現在は言わば”情報社会”。ネット上はSNS、YouTubeなどそこら中に情報は溢れております。もはや「情報弱者」と言えるのは一部の高齢者のみでしょう。
ああ、そう言えばここ1~2年の間に「アレ」も急激に増えましたもんね。いやはや、何とも世知辛い厳しい世の中になったもんだなと感じます。